【結論】評価に直結する「自分の意見」はこう書け!

【結論】評価に直結する「自分の意見」はこう書け!

10,000人を代行したプロが教える「レポートの書き方」完全講座④レポートの評価は「自分の意見」の書き方によって大きく変わる



大学レポートの書き方相談・添削し放題サービスの「プレミアムコンシェルジュ」代表の高橋です。

今回はレポートの書き方でも悩みがちな「自分の意見」の書き方をお教えしていきます
これをうまく書ければ、それまで上手く説明や文章を書けていなくても「単位を取れるレベル」のレポートに仕上がります。
先生の最終的な評価は「結局、あなたは何が言いたいの?」という部分で決まってしまうからです。

この記事の内容は以下の通りです。

・「自分の意見」の書き方は「①証拠を積み重ねる方法」と「②論理的に説明する方法」の2つだけ!
・ミステリー小説の例で書き方のイメージを掴もう
・それぞれの書き方の欠点を理解しよう!

「自分の意見」の書き方は2パターン

レポートで「自分の意見」の書き方は2つしかありません。

①証拠蓄積型(帰納法):
自分の意見の根拠となる理由を積み重ねて説得力を出す方法

②論理展開型(演繹法):

自分の意見を論理的に説明する方法


どちらの方法でも、説得力のあるレポートが作ることができます!
自分が書きやすい方法を選んで書いてみましょう。

ミステリー小説を元に書き方をイメージする

この2つの書き方、使いこなす上で "ミステリー小説" をイメージしてみると分かりやすいと思います。
あなたの最終的な意見(結論)が犯人だとすると、それぞれの書き方ごとに以下の通り展開します。


①のパターン

結論「犯人はお前だ!」

(証拠1)お前が持っているシャツのボタンが現場に落ちていた。
(証拠2)犯人しか知らないはずの殺害直前の部屋の配置をなぜかお前は知っていた。
(証拠3)その日にお前が着ていたジーンズには血痕が残っている。

だから、お前が犯人に違いない!



②のパターン

結論「犯人はお前だ!」

(論理1)この殺人事件は、向かい側のマンションから弓矢(アーチェリー)を使って被害者を殺したものだった。
(論理2)犯人のいたマンションと被害者のマンションはかなりの距離が離れており、弓矢(アーチェリー)のプロにしか犯行は難しい。
(論理3)犯人のいたマンションの住人のうち、弓矢(アーチェリー)のプロはお前しかいない。

だから、お前が犯人に違いない!




いかがでしょうか。
それぞれ、結論は同じであっても、結論に向かうルートが違うことに
ちなみに、①は事実の積み重ねに過ぎないので反論が容易にされてしまうという欠点、②は論理破綻なく展開することが非常に難しいという欠点が、それぞれあります。

テーマやレポートの難易度によってうまく、この2つの書き方を使い分けることが必要です。
ただし、あくまで1つのレポートに、いずれかのパターンを使うことが大切です。両方を使ってしまうと非常に分かりにくいレポートになってしまうためです。

ぜひ「意見の書き方」をマスターして高い評価を勝ち取りましょう!


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