論文は構成が命。
こんにちは。月7名限定でプレミアムなレポート代行、卒論代行サービスを提供している「プレミアムコンシェルジュ」代表の高橋です。
今回は、皆さんが苦戦しがちな卒論の構成方法について、わかりやすくお伝えしたいと思います。卒論に取り組む際に多くの人が陥りがちなミスは「まずは書き出してしまう」ということです。
とりあえず取り組みたい気持ちは分かります。しかし「とりあえず書き出してみて、かなり進んだところで、大きく方向転換が必要になり、それまで書いたものがパーになってしまう…。」なんて話を良く聞きます。
そこでこのシリーズでは簡単に、卒論の構成方法について何回かに分けてお教えしていきます。今回は、「軸」を発展させて構成の元を作る、ということについて解説してみたいと思います。
論文の「軸」を見つける方法(前回のおさらい)
前回お伝えした通り、卒論に取り組む際にはまず、漠然としたテーマから「軸」を見つけることが必要です。
「軸」とは前回解説した通り、「テーマに関連する議論」のことを指していました。
これだけでは分かりづらいと思うので以下に、改めて前回のおさらいとして「テーマ」と「軸」の例を改めて列挙してみますね。
テーマ1:スポーツビジネス
テーマ1の軸:スポーツビジネスで地域活性化をする条件はなにか?
テーマ2:整形手術
テーマ2の軸:SNSの登場により整形手術は多くなったのか?
テーマ3:インターネットとビジネス
テーマ3の軸:インターネットの登場によってビジネスはどのように変わったのか?
前回の記事では、卒論を書く際には漠然とテーマを決めて書き出したり調べたりするのではなく、上記のような「軸」を仮決めして進むことが大切だというお話をしました。
次に「軸」を広げよう
「軸」が決まったら次にすることは、リサーチです。
残念ですが、まだここでも書き出すことは我慢しましょう。
ここまでに見てきたように「軸」とは「議論」ですので、リサーチを通して「軸」に関連して「どのような意見の対立があるのか」ということを確認していきます。
卒論の題材とできるような良い「軸」であれば、必ず意見の対立が見つかるはずです。逆にこの段階で意見の対立が見つからなければ、違う「軸」を探すべきです。卒論を作っていく際に必ず、壁にぶつかり、大変苦労をされることが予想できるからです。
この「意見の対立」についても例を列挙してみますね。
テーマ1:スポーツビジネス
テーマ1の軸:スポーツビジネスで地域活性化をする条件はなにか?
テーマ1の意見の対立:スポーツビジネスで地域活性化はできる vs. スポーツビジネスで地域活性化をする難易度は非常に高い
テーマ2:整形手術
テーマ2の軸:SNSの登場により整形手術は多くなったのか?
テーマ2の意見の対立:SNSにより整形手術数は増えた vs. SNSとは関係のない理由で整形手術数は増えた
以上です。 いかがだったでしょうか。是非ご自身の卒論を書き出す前にしっかりと構成を作っていきましょう。
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