【レポートの書き方】「事例系」のレポート課題の取り組み方

【レポートの書き方】「事例系」のレポート課題の取り組み方

「事例」を元に答えるレポートはこう取り組め!


今回は「事例系」の大学レポート課題の書き方をお教えします。
「事例系」とは後で詳しく説明するように、まずは「事例」が示された後に、そのことにまつわる問いが与えられるタイプのレポート課題です。

この記事ではこのタイプの課題への「具体的な取り組み方」から「高評価をもらうコツ」までお伝えしているのでぜひ、参考にしてみて下さい!

そもそも「事例系」のレポートとは?


まず「事例系」のレポートとは何か、を確認します。
あなたが取り組んでいるのが、以下の条件に1つでも当てはまっていたら「事例系」のレポートです。

①何らかの「事例」が示された上で問いが示されている。
②報道やニュースの内容が示された上で問いが示されている。
③授業内容に基づいて、何らかの問いに答えよ、という形式になっている。


つまり、何らかの「事例・情報」を元に、あなたの考察や意見を問う課題がこの分類に当てはまります。
もしも、これらの条件に当てはまらない方は、違うレポート課題に取り組んでいると言えます。
一旦次の記事で自分の課題の分類を確認して見て下さい。

参考記事

「大学のレポート課題」完全入門マップ−書き方と取組み方の全て

「事例系」レポート課題への取り組み方


さて、結論です。
「事例系」の課題には次の方針で取組みましょう。

① 課題では何が問われているのか?を確認する。
②「問われている内容」をまとめる。
③「レポートのテンプレ」に当てはめて構成する。
④ 実際に文章を書く。

この手順を取れば「事例系」のレポート課題は簡単に書けてしまいますので、ぜひ一度試して見て下さい!

ちなみに…つまずきポイントがあるとすれば、それは1つだけです。
それは…「何が問われているのか?」ということが分からないということ。

「事例」や「報道・ニュース」の内容にそのレポート課題で「問われていること」が埋もれてしまっています。
これが「事例系」を他のレポート課題のジャンルよりも難しくしているポイントです。

だから、まずは「その課題で何が問われているのか?」ということを明らかにすることから始めます。
「何が問われているか?」ということさえ分かれば割とスラスラ解けることが多いのが、このジャンルの特徴。

そこまで進んだら、後は「レポートのテンプレ」を使ってしっかりとレポートを構成してチャチャッと書いちゃいましょう!

参考記事

【無料配布】大学レポートの書き方が分かるテンプレを教えちゃいます

どうやって「課題で問われている内容」をあぶり出すのか?


では、どうすれば「事例系」のレポートで問われている内容をあぶり出せばよいのでしょうか。
ポイントは以下の3つです。

・問い自体にヒントが隠されていないか確かめる。
・授業で強調されていた部分を重点的に調べる。
・インターネット、文献でその事例に関する論点を調べてみる。


まずは、問い自体にヒントがあるか確認して下さい。
1番分かりやすいヒントは「〇〇理論に基づいて〜」とか「△△法を適用して〜」などの指示があるものです。また「キーワードとして□□を使用せよ」という指示も分かりやすいです。こうした指示がある場合には、その箇所を深堀りすれば「課題で問われている内容」が明らかになることが多いです。確認してみてください。

次に、その課題を出している先生の授業にヒントがあるかを確認しましょう。
先生が授業中に強調していた点の他、レジュメなどに太字で記されている場合があります。
こうした授業の内容を元に、「なぜ、その事例が選ばれたのか?」と考えることが1番のヒントになります。
 
それでも分からない場合には、インターネットや教科書などで、事例に関係があると思われる部分の記述を読み込みましょう。ここで「詳しく説明されていること」「重要とされていること」「つまずきポイントとなっていること」などがレポート課題に選ばれている場合が多いです。
事例と照らし合わせて、「問われていること」をあぶり出してみて下さい!
 
この3つのポイントを確認すれば、必ず、事例系のレポート課題で「問われている内容」が分かるはずです。
ぜひこの記事を参考に取り組んで見てくださいね。


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